[購入物]ブログ本

素人の顧客の意見は聞くな 永江一石のITマーケティング日記


ブログを本にしたっていうと微妙かもしれないけどまあそんな本。
無料と有料の間は一つ壁があるけど、Amazonのポチるはそのあたりの壁を下げさせている中で、すぐ手に入る・宅配便受け取りを気にしない・送料がどこかでかかっているのも気にならないという電子書籍のメリット享受出来、
かつこの本は値段が安いから「電子書籍は不安」という人が手を伸ばしやすい感じになってる。
というかkindleの超初期段階は怪しさもある格安電子書籍がランキングを占めてましたね。
電子書籍が流行るとは思わないし、電子書籍が今の紙の本にとって変わることはないと思うけど、このような形態を見るとkindleしか出ない格安の書籍が今後伸びる可能性はちょっと思った。いやkindleに限らないんだけど、他社のやり方ではどうしようもない。
もちろん商品が増えれば色々な思惑が錯綜して玉石混淆にはなるだろうけど、そのあたりも何かが解決してくれるのだろう。


この本が新しいこと言ってるかというと、まあブログだし新鮮みが落ちたもの+結果はこうだったねっていう振り返りの加筆みたいのも結構あった。
あと書き方はまさにブログって感じ。文体もそうだし情弱に絡まれてその情弱馬鹿にしてるところとかもw
まあこういうのは電子書籍の出版しやすさとかそういうのからも今後増えるかもしれないなと。
この本が400円で紙の本で売られてたら目次だけ立ち読みしてふーんという感じのもの。ネットサービスに関わっててこの本スゲーと思ったら多分やばい。でも別に全部知ってる情報というわけではないし、ブログを読んでみても良いかなという感じ。まんまと作者の意図のはまっている。